Workshop
ワークショップ
日系介護移民の社会包摂に関する連続セミナー:何が包摂を阻むのか3
ワークショップ概要
「日比国際結婚の現状と課題3」
1980年代から多くのフィリピン人女性が来日しているが、日本人との間に数万人の子が誕生したといわれる。ところが、多くの場合、日本人男性が母子を放棄した事例がみられ、母子の集団が形成された。こうした母子が、最近斡旋ブローカーの手引きで日本に戻り始めているが、母親や介護施設に勤めていることが多く、子は学校に通っている場合が多いものの、社会にうまく包摂されず新たな集団が日本で形成されようとしている。今回は児童福祉の視点から移民問題について考える。
13:30~ 趣旨説明/安里和晃(京都大学文学研究科/特定准教授)
14:00~ 講演/須田健太郎「児童福祉と移民)(社会福祉法人さざなみ学園 ケアワーカー)
14:30~ 演習・ディスカッション(講演者・一般参加者による)
内田晴子(京都文教大学・移民専門)
大森弘子(佛教大学社会福祉学部・保育専門)