東西文化の多様と共存モデル ―「東方キリスト教圏」を多角的に考える学際的試み―
2016年1月31日(日)10時50分~17時45分
京都大学吉田キャンパス本部構内
文学部新館第7講義室(プログラム第一部)
文学部新館第1講義室(プログラム第二・三部)
メンバー
・杉本淑彦(京都大学文学研究科・教授)
・福田耕佑(京都大学文学研究科・修士課程)
・早川尚志(京都大学文学研究科・修士課程)
・河村聡人(京都大学附属花山天文台・博士課程)
・青山忠申(京都大学文学研究科・修士課程)
・黒澤巌(京都大学農学研究科・修士課程)
ワークショップ概要
東西文化の多様と共存モデル
―「東方キリスト教圏」を多角的に考える学際的試み―
2015京都大学 分野横断プラットフォーム構築企画
(研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム)
会期:2016年1月31日(日)
会場:京都大学吉田キャンパス本部構内
文学部新館第7講義室(プログラム第一部) 、
文学部新館第1講義室(プログラム第二・三部)
プログラム
10:30 受付開始(文学部新館第7講義室)
10:50 開会挨拶
・第一部 研究発表(司会:青山忠申・京都大学文学研究科・MC)
(発表時間:30分・質疑応答:15分)
11:00 研究発表①【ユダヤ学】
発表者:手島勲矢(同志社大学神学部元教授)
タイトル:「聖書翻訳とヘブライ語聖書―東方教会を考える一つの視点」
コメンテーター:武藤慎一(大東文化大学准教授)
11:45 研究発表②【キリスト教神学】
発表者:ブラジミロブ イボウ(京都大学文学研究科・DC)
タイトル:「真理の柱―パーヴェル・フロレンスキイ神父の思想と時代をめぐって」
コメンテーター:上原潔(大阪産業大学教養学部・非常勤講師)
(休憩:12:30 – 13:30)
13:30 研究発表③【天文学】
発表者:河村聡人(京都大学附属花山天文台・DC)
タイトル:「太陽学者から見た天変の歴史:空白のユーラシア中央部」
コメンテーター:作花一志(京都情報大学院大学教授)
14:15 研究発表④【科学史】
発表者:細川瑠璃(東京大学地域文化研究科・MC)
タイトル:「パーヴェル・フロレンスキイの天動説」
コメンテーター:中村唯史(京都大学文学研究科教授)
15:00 研究発表⑤【歴史学】
発表者:上柿智生(京都大学文学研究科・DC)
タイトル:「ビザンツ帝国におけるローマ人意識の展開と変容―後期ビザンツ研究からの視点」
コメンテーター:井上浩一(佛教大学歴史学部特任教授)
・第二部 オーディエンス参加型フリップディスカッション
(司会:福田耕佑・京都大学文学研究科・MC)
15:45 開始 主題:「東方キリスト教圏とは何か?」
17:15 終了
・第三部 総括(早川尚志・京都大学文学研究科・MC)
17:15 開始
17:45 閉会挨拶
*ポスターセッション参加者
・宮川 創(ゲッティンゲン大学・京都大学 博士過程1年)「コプト・エジプト語サイード方言テクストのデジタル化における諸問題 −Unicode・OCR・電子コーパス化を中心に−」
・畔栁千明(東京大学大学院 総合文化研究科地域文化研究専攻 修士課程2年)「北京宣教団(1715-1954)とイアキンフ・ビチューリン」
・高橋朝晴(京都大学大学院 総合生存学館 修士課程2年)「ルワンダ学生の英語学習に対する動機づけ−教授言語の変更を通じて−」
・渡邉蘭子(京都大学大学院 文学研究科キリスト教学専攻 修士課程1年)「アウグスティヌスと東方教父の救済観比較」
・柴田広志(京都府立大学 共同研究員)「「情報ノート」研究への展望」
・伊藤 崇展(大阪大学大学院 文学研究科文化動態論専攻 修士課程1年)「モンゴル帝国期の景教ーモンゴル国における考古学調査の成果からー」
・早川尚志(京都大学大学院 文学研究科西南アジア史学専攻)「内陸アジアにおける国家と交易路 モグール・ウルスの事例を中心に」
・福田耕佑(京都大学文学研究科 20世紀学専攻 修士課程2年)「東西世界の霊性の融合 カザンザキスのギリシア性」
・青山忠申(京都大学文学研究科 スラブ語・スラブ文学専攻 修士課程1年)「ロシア語における”l-分詞”アクセントのモビリティについて」