Workshop
ワークショップ
生活習慣やりくり研究ワークショップ
メンバー
上田昌文・NPO法人市民科学研究室・代表理事
江間有沙・京都大学白眉センター・特定助教
菱山玲子・早稲田大学理工学術院・准教授
日比野愛子・弘前大学人文学部・講師
ワークショップ概要
本ワークショップでは、生活習慣のジレンマの議論をするための対面型交渉ゲーム、ネゴシエート・バトルを紹介しました。このゲームでは、仕事と健康のジレンマ状況をめぐって、複数のプレイヤー同士で、相手を健康ではなく不健康にする行動への誘惑への攻防を展開します。あえて、常識に矛盾するようなテーマを設定することで、「生活習慣やりくり」研究に対する新しいアプローチを考えます。
開催報告
今後の展望
ネゴバトを企業での健康研修や、医学・看護学生での教育現場で利用いただくために、普及活動を行っています。
ワークショップを開催しての感想・メッセージ
このゲームをやっているとき毎回印象的なのは、笑い声が絶えないことです。悩ましいジレンマ状況に対して「えーっ!?」と声をあげながらも、ステレオタイプな頑固者の上司を仮定したり、あるいは自分自身の経験を引き合いに出したりしながら、楽しそうに、でもみなさん真剣にジレンマ状況に対して、受け入れるか受け入れないかを議論されていました。
ネゴバトを教育あるいは研究で利用されたい方は、ご一報ください!
ワークショップで得たもの
大学に勤務されている医療関係者の方々(生活習慣や遺伝、看護の研究者)や公共政策、コミュニケーション研究者に参加いただきました。ゲーム後のディスカッションでは、こんなジレンマもあるよというご自身の体験に根差した意見や、ゲームの設定についてのアイディア、医学的観点からの知見などをいただきました。