Research Platform
分野横断プラットフォーム

未来の森林研究会

日本の森林や林業には、様々な課題が絡まりあっており、まさに「厄介な問題wicked problem」です。ただ、現在私たちが普通に目にする森林は、歴史的に見れば決して「普通」ではなく、現代に特有なものです。人間社会は持続可能な未来と不可能な未来の岐路に立たされていますが、来るべき未来社会における森林やその社会との関係、それらの背景の技術や制度は、私たちが目にする「普通」の森林とは大きく異なるものかもしれません。
未来の森林を構想し、その実現の経路を検討するためには、様々な分野の学知や現場知の結集が必要です。このような観点に立つ分野横断型の研究組織として、未来の森林研究会を設立します。

代表者峰尾恵人 化学研究所特定助教(森林学、森林政策論、環境政策論)
メンバー森田敦郎(大阪大学教授・文化人類学)
高室幸子(一般社団法人パースペクティブ共同代表・工藝文化コーディネーター)
軽部大(一橋大学教授・経営学、イノベーション研究)
高村学人(立命館大学教授・法社会学)
連絡先mineo.keito.6h@kyoto-u.ac.jp(峰尾)
関連情報代表者のページ https://researchmap.jp/keitomineo
主な活動場所

メッセージ

森林は日本の国土の7割を占め、世界の森林蓄積の1%が日本に存在しますが、木材生産は低位で、林業部門がGDPに占める割合は0.04%にすぎません。未来に向けて現存する森林資源をいかに活用し、どのような森林を構想して実現するか、知恵を持ち寄る時が来ています。

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