方言研究からみた「社会の境界」の定量化と異分野との融合の試み
開催日
8月17日・18日(18日は研究会メンバーのみの非公開な研究会)
会場
吉田キャンパス総合研究5号館 202
歴史学、地理学、言語学、農村生態学の若手研究者がそれぞれの分野から地域の境界(方言の境界、生物の遺伝集団の境界など)を推定し、それぞれの地域文化の境界の決定に与えた自然的地理的要因を解明する。
代表者 | 淺野悟史 京都大学大学院地球環境学堂 准教授(農村生態学) |
メンバー | 夏目宗幸 徳島大学大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域 准教授(歴史地理学) 安岡達仁 高知県立坂本龍馬記念館 学芸員 土持貴志 九州大学 大学院人文科学研究院 助教 髙城隆一 九州大学 大学院人文科学研究院 助教 吉田彬人 京都大学人間環境学研究科 博士後期課程 |
連絡先 | asano.satoshi.6w@kyoto-u.ac.jp |
関連情報 | |
主な活動場所 |
当研究会では様々な分野の研究成果から見える地図上の「境界」の分析を通じて、日本の分化形成に与えた影響の程度を、飛翔能力のない昆虫の境界(種・亜種・遺伝集団)と照会することで推定していきます。これまでGIS(地理情報システム)データとして扱われてこなかったデータをGIS上で統合し比較する手法の開発等、異分野の境界を超えるアイデアを実践していきます。