Research Platform
分野横断プラットフォーム

統合失調症の「困りごと」学

本企画グループは精神障害リハビリテーションの実践的な知と工学系研究者を中心とした異分野融合による研究を推進させることが目的である。この基盤プロジェクトにより、リハビリテーションの実践と基礎研究を行き来しながら、統合失調症の当時者が抱えている生活上の困りごとに対するより良い解決方法を考え、当事者を置き去りにしないwell-beingの追及を目指す。
本企画はリハビリテーション学と工学の両グループから構成される。リハビリテーション学グループでは、生活における視覚的な困難さを抽出し、その課題を学術的に検討できる次元にあらわすことを目指す。工学グループは視覚科学を中心に基礎研究の展開を目指し、実践知からあらわされた障害像の定量化を試みる。この学術的な検討を通して、①統合失調症の当事者が抱える困難さの可視化、②リハビリテーション実践からの視点だけでは到達できない対処戦略の確立、③工学系研究者による「基礎的な問い」を社会へ還元する仕組みづくり、をそれぞれ目指す。

代表者京都大学大学院医学研究科人間健康科学科 助教 小方智広(精神障害リハビリテーション)
メンバー豊橋技術科学大学大学院工学研究科 情報・知能工学系 助教 田村秀希(視覚科学・感性情報学)
名古屋大学大学院医学系研究科 講師 星野藍子(精神障害リハビリテーション)
京都大学大学院医学研究科人間健康科学科 教授 稲富宏之(精神障害リハビリテーション)
連絡先京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 先端リハビリテーション科学コース先端作業療法学講座 助教 小方智広
〒606-8507 京都府京都市左京区聖護院川原町53
E-mail: kogata.tomohiro.6w@kyoto-u.ac.jp
Tel: 075-751-3965 (PHS: 82050)
関連情報本事業HP
https://komarigoto.netlify.app
代表者の個人ページ
https://tmhr1303.github.io/tomohiro_kogata
主な活動場所

ワークショップ