「映像から考えるableism再考研究プロジェクト」
対面workshop II
開催日
2024年3月4日(月曜日) 14:00〜17:00
会場
京都大学文学部校舎地下1F 大会議室
本研究の目的は、障害のある人々の置かれた現実の問題状況を起点に据えながら、「配信映像(例えばYouTube画像)」及び「配信映像アーカイブス」の社会空間における可能性を検討することである。こういったトピックは、映像研究の中でも最も新しい領域の一つであり、映像学、哲学、生命倫理、障害心理学、介護福祉学といった多学術領域を跨ぎつつ、「障害」と「映像」の交差から「健常な身体性とは何か?」、「impairment [機能制限、活動の喪失や制約] を抱える人々の身体性の意味とは?」、「障害のある人々に〈居場所のある社会〉—— 経済的に苦しくないだけでなく自分が必要とされていると感じられる社会 —— は作れるか?」といった問題を考えると同時に、現代社会において支配的な健常主義といった無意識の抑圧に対するオータナティブな選択肢の可能性を追求する。
代表者 | ミツヨ・ワダ・マルシアーノ 京都大学文学研究科 教授(映像学) |
メンバー | 出口康夫 京都大学文学研究科 教授(哲学) 立岩真也 立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授(生命倫理学) 谷本拓郎 京都光華女子大学健康科学部心理学科 講師(心理学) 久保田翠 認定NPOクリエイティブサポートレッツ 理事長(介護福祉) |
連絡先 | ミツヨ・ワダ・マルシアーノ wadamarciano.mitsuyo.6w@kyoto-u.ac.jp |
関連情報 | |
主な活動場所 |
この企画は、重なっていたり、交差しているアイデンティティに注視し、それに対する抑圧や差別のシステムについて話し合うことを目的としています。興味のある方は、企画メンバー以外の方でも参加可能なので、いつでも連絡をして下さい。