Research Platform
分野横断プラットフォーム

複合国家イギリスを議論する思想史研究者の会

当初は全員が必ずしも顔見知りではありませんでしたが、「友達の友達」を連れてくるような形で、約5年前の外部資金獲得を機に研究会を組織しました。また2016年度にこの制度の支援でシンポジウムを開催し、その成果の一部を2021年5月に書籍として刊行しました。いま、今後の研究活動の展開を模索中です。

研究対象は16世紀から現代、対象領域は、イングランド、スコットランド、アイルランド、フランス、研究手法は、思想史学から現代社会論、文学、そして美学・哲学まで、多様な問題関心を持ちつつも共同研究する楽しさや、異文化との交流のワクワク感を共有できる仲間たちの集まりです。

代表者竹澤 祐丈 京都大学経済学研究科・准教授(社会思想史)
メンバー岩井 淳  静岡大学人文社会科学部・教授(西洋史)
木村 俊道 九州大学法学研究院・教授(政治思想史)
桑島 秀樹 広島大学人間社会科学研究科・教授(美学・哲学)
安武 真隆 関西大学政策創造学部・教授(政治思想史)
森 直人  高知大学人文社会科学部・准教授(経済思想史)
佐藤 一進 神戸学院大学法学部・准教授(現代文明論・社会哲学)
武井 敬亮 福岡大学経済学部・准教授(社会思想史)
中島 渉  明治大学商学部・教授(文学)
連絡先京都大学経済学研究科 竹澤研究室(Takezawa@econ.kyoto-u.ac.jp)
関連情報
主な活動場所

メッセージ

イギリスを複合国家として眺めるとその思想史叙述がどのように変わりうるのかを、岩井淳・竹澤祐丈編著『ヨーロッパ複合国家論の可能性』(ミネルヴァ書房、2021年)の第三部の論考を主として取り扱う書評発表を呼び水にしながら、異分野横断的にあれこれと議論したいと思います。

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