京都大学アカデミックデイ2025

重力波を用いた新しい物理学の探求

研究者からの一言:現在、人類は我々の宇宙をどれだけ理解しているかご存知ですか?

現代の基礎物理学における大問題と言われるインフラトン、暗黒物質やバリオン数の起源などの問題はすべて、標準宇宙論を超えた新たな基礎物理の展開の可能性を示しています。このような観点に立つとき、近年観測が可能となった重力波を用いることで開かれる新たな粒子や物理現象の探索は非常に魅力的で、多くの成果が期待されます。本研究は、重力波観測を用いて近い将来に実現可能な新粒子の発見と検証のための手段を理論的に探究することを中心課題とし、理論的研究の深まりを活用した重力波による新たな探索手法を確立することを目指しています。

出展代表者

大学院理学研究科
 田中 貴浩 教授

参加者

大学院理学研究科
 大宮 英俊 特定助教

関連URL

https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/gw-new-physics/

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

時空のさざ波:重力波を求めて

坪野 公夫

大学の学部生の頃に読んで、重力波研究の当時の最前線を感じることができました。また、難しい課題があるのだということを知りました。

自分の研究に関連して紹介したい本

深化する一般相対論:ブラックホール・重力波・宇宙論

田中貴浩

自分の書いた本です。わかりやすいお話しだけの軽いノリの本とは言えませんが、少し素養のある方なら、わかった気になれるようにと書いた本です。一般相対論の不思議な世界をお伝えすることができればと思います。

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