京都大学アカデミックデイ2025

エチオピアの高齢職人と技能習熟 ——多元的な「生涯観」の構築に向けて——

研究者からの一言:アフリカの高齢者ってどんな暮らしを営んでいるかご存知ですか。

本展示は、「生涯学の創出:超高齢社会における発達・加齢観の刷新(学術変革領域A(領域代表:月浦崇)2020–2024)」の8つの研究計画班のうちの一つ(「技能・熟練・暗黙知の習得・発達過程に関する人類学的研究」)の成果で、エチオピアの職能集団を対象にして、技能の習熟と多様な生き方との関わりを手がかりに多元的な生涯観を成立させる背景を問題提起します。

出展代表者

アフリカ地域研究資料センター/アジア・アフリカ地域研究研究科
 金子 守恵 准教授

参加者

大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
 田中 綾華 博士課程5年

関連URL

https://es.africa.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

エチオピアの高齢職人と技能習熟賞
笛吹きたいで賞
指導の先生との関係性賞
しみじみじっくり賞
これからも研究がんばって賞
エチオピア賞
よくそれを研究しようと思った賞
エチオピア 銀賞
アフリカについて考えさせられたで賞
「手」が気になったで賞
アフリカとのつなぎ役で賞
他国のことがわかりやすかった賞
世界は広い賞
エチオピアの研究を通じて人生を考えることができたで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

若者にお勧めしたい本

みんなのための生涯学:人生を楽しむ科学への招待

月浦 崇、柴田 悠、金子 守恵(編)

新しく創出した「生涯学」という分野の入門書です。学際的な研究アプローチを、具体的な事例とともに初学者向けにわかりやすく解説しています。下記URLにて、書籍の序章(鼎談)の一部を紹介しています。
https://www.lifelong-sci.jinkan.kyoto-u.ac.jp/news20250317/index.html

アフリカを学ぶ人のために

松田 素ニ(編)

フィールドワークによる成果を元に、アフリカの「現在(いま)」を知ることのできる入門書です。多様なアフリカの状況を知ることができるだけではなく、フィールドワークについて関心をもっている方にとっても参考になります。

自分の研究に関連して紹介したい本

土器つくりの民族誌:エチオピア女性職人の地縁技術

金子 守恵

エチオピアの土器つくリ過程を、素材の入手から成形、(露天での)焼成、販売・流通、利用までをとらえて、一連の過程で見出される特徴を、地縁技術として問題提起した民族誌です。60人の職人を対象に、土器の成形時に見出される手指の動かし方を比較分析し、その継承と技術革新の機序を考察しています。

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