京都大学アカデミックデイ2025

似たものどうしはひっつきやすい。これ、人間だけじゃなくタンパク質でもそうなんです

研究者からの一言:アミロイドに関する研究をしています

アミノ酸が並ぶ順番が決まると、タンパク質は構造を取ります。強い酸性溶液などの変性剤を加えると、この構造はいったん壊れますが、変性剤を取り除くと元に戻ります。しかし、卵を加熱すると、ゆで卵になって元に戻らないように、不可逆なタンパク質も存在します。このようなタンパク質の不可逆な反応は「凝集」と呼ばれ、”似たものどうしがひっついた” アミロイドタンパク質の凝集体はその代表例です。認知症などの神経変性疾患の多くはアミロイドが凝集することで引き起こされます。
凝集したタンパク質はどのような構造を取るのか?この凝集をほどく特効薬は存在するのか?そして、そもそもどのようにして脳内で凝集は始まるのでしょうか?

出展代表者

大学院農学研究科
 村上 一馬 准教授

参加者

大学院農学研究科
 Thi Hong Van Nguyen 博士研究員

関連URL

https://www.metaaggregate.kais.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

META AGGREGATES!Thank you very much for your super study賞
タンパク質も生きてるで賞
アミロイドすばらしいで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

いま新薬で加速する神経変性疾患研究:異常タンパク質の構造、凝集のしくみから根本治療の真の標的に迫る

実験医学増刊 Vol.41 No.12,小野賢二郎(編)

メタアグリゲート(アミロイドと生体分子との共凝集体)など、神経変性疾患研究と新薬に関する最前線がわかりやすく解説されています。基本的に研究者向けですが、専門用語の解説文付きです。

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