京都大学アカデミックデイ2025

マイクロチップで臓器を作ろう!

研究者からの一言:小さな臓器のモデルをマイクロチップで育てて、病気や薬のひみつを探っています。いっしょに未来の医療をのぞいてみましょう!

私たちの体を構成する細胞の機能を理解するためには、それぞれに適した環境を再現することが非常に重要です。私たちは、半導体技術により作製したマイクロ流体デバイスを用いて、血管、腎臓、肺、肝臓などの機能を模倣する生体模倣システムを開発し、臓器発生過程の理解から薬物動態や安全性の評価まで幅広く研究を行っています。

出展代表者

大学院工学研究科
 横川 隆司 教授

参加者

大学院工学研究科
 藤本 和也 准教授
 松本 倫実 助教
 馬 成 特定助教
 北田 敦也 博士課程2年
 許 偉侖 博士課程2年
 孫 一心 博士課程2年
 ⻄村 太希 博士課程1年
 楊 美萱 博士課程1年
 小石 翔太 博士課程1年
 洲河 ⻘ 修士課程2年
 岡本 大地 修士課程2年
 久保 了真 修士課程1年
 宮田 竣丞 修士課程1年
 田中 浩紀 修士課程1年
 Lucas Breuil 研究生
 Pradnya Pise 研究生

関連URL

https://www.mbsys.me.kyoto-u.ac.jp/

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Fundamentals of Microfabrication and Nanotechnology

Marc J. Madou

私が修⼠課程の時に留学したカリフォルニア⼤学ロサンゼルス校(UCLA)で教科書として使われており、マイクロ‧ナノの世界を体系的にとらえることができるようになりました。京⼤の講義でも、この教科書をベースにマイクロ加⼯学に関する講義をしています。Micro Electro Mechanical Systems(MEMS)の基盤技術を⼀通り学習するのに適した書籍です。

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