学問の発見 数学者が語る「考えること・学ぶこと」
広中 平祐
幼い頃から世界的な数学者へと歩まれていく道のりが、どの世代の読者にとっても興味深く、わかりやすく綴られた一冊です。国内外の同僚たちと交流を重ねながら新しい理論を築き上げていく過程や、学ぶことの楽しさには、時代を超えた共感を覚えます。さらに、当時の日本や京都大学の学風を垣間見ることができる点も、本書の大きな魅力のひとつです。

研究者からの一言:病気を知らせる分子1個の検出に挑戦中!
私たちは、「1つの分子」が出す小さな光をとらえる特別な顕微鏡を使って、病気の診断や薬の開発などに役立つ新しい分析技術を研究しています。この展示では、私たちが独自に開発した、三次元で個々の分子を観察できる顕微鏡のしくみや、それを使って1つの細胞の中にあるすべてのタンパク質を詳しく調べる方法など、最新の成果をご紹介します。

高等研究院
金 水縁 特定講師
高等研究院
谷口 雄一 教授
Latiefa Kamarulzaman 特定研究員
農学部
土田 美咲 学部4年
窪野 明日磨 学部4年
https://taniguchi.icems.kyoto-u.ac.jp/
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
広中 平祐
幼い頃から世界的な数学者へと歩まれていく道のりが、どの世代の読者にとっても興味深く、わかりやすく綴られた一冊です。国内外の同僚たちと交流を重ねながら新しい理論を築き上げていく過程や、学ぶことの楽しさには、時代を超えた共感を覚えます。さらに、当時の日本や京都大学の学風を垣間見ることができる点も、本書の大きな魅力のひとつです。
畠山 哲央、姫岡 優介
生命のふるまいを、物理や数学の視点から読み解く“システム生物学”の入門書です。一見複雑に見える生物の仕組みが、実はシンプルな法則の下で生まれている、そんなことに気づかせてくれる一冊です。