正しい知識にふれることで、皆さんの人生の選択肢や価値観が広がる可能性があります。
ある場面での判断が、ゲノムについての新たな知識を得たことで変わる——ぜひそんな体験をしていただけたらと思います。
ゲノム分野は急速に発展し、これまで知ることができなかったことが、今では次々と明らかになっています。そんな時代だからこそ、改めて「知る」とはどういうことか、一緒に考えてみませんか?
出展代表者
大学院医学研究科
鳥嶋 雅子 特定助教
参加者
大学院医学研究科
友石 安希子 修士課程2年
大友 さくら 修士課程1年
関連URL
https://sph.med.kyoto-u.ac.jp/gccrc/kyodo-genome.html
研究者の本棚
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本
出生前診断の現場から 専門医が考える「命の選択」
室月 淳
技術の進歩により、生まれる前の赤ちゃんの情報が分かるようになってきた一方で、「検査を受けるかどうか」「陽性だったらどうするか」といった、とても大きな選択が必要になることもあります。この本では、実際の現場での悩みや、家族の気持ち、そして「命をどう受けとめるか」という問いに、正面から向き合う大切さが伝えられています。こう聞くと少し遠い話に思えるかもしれませんが、「命をどう受けとめるか」という問いは、誰にとっても身近なテーマです。「命」に、正解はあるのでしょうか?――そんな問いを、自分自身のこととして考えるきっかけになる一冊です。
若者にお勧めしたい本
CRISPR〈クリスパー〉ってなんだろう?
Yolanda Ridge(著)、Alex Boersma(イラスト)、坪子 理美(訳)
「CRISPR-Cas9」は、DNA(遺伝子)を自由に書きかえられる技術のことです。
この本は、そんな最先端の科学を、やさしい言葉とたくさんのイラストで教えてくれます。生き物の体のしくみや、病気の治し方、野菜や動物の育て方まで、いろんな場面で使われている「CRISPR-Cas9」ですが、なんでもできる技術だからこそ、仕組みや使い方についてはよく考える必要もあります。この本を読めば「遺伝子って面白い!」「自分にも関係ある話なんだ」って思えるはず!
科学にちょっとでも興味がある小学生・中学生・高校生のみなさんに、ぜひ読んでほしい一冊です!
自分の研究に関連して紹介したい本
ヒト遺伝 白熱教室:学校ではきっと教えてくれない!
和田敬仁(企画・監修)、松井仁美(作画)、
京都精華大学(京都国際マンガミュージアム)事業推進室(編集)
「遺伝」と聞くと、難しいものだと決めつけていませんか?この本は、そんなイメージをくつがえしてくれます。学校では学べないテーマがたくさん登場し、「ヒト遺伝」が私たちの生き方や社会とどう関わっているのかを分かりやすく教えてくれます。専門的な言葉はていねいに説明されており、知識がなくても安心して読める内容です。遺伝に興味がある人はもちろん、「遺伝って自分に関係あるの?」と思っている人にもぜひ手に取ってほしい一冊です!