京都大学アカデミックデイ2025

世界市民教育に対する様々なアプローチ

研究者からの一言:世界市民とはどのようなものだと思いますか?教育学研究科と世界市民教育を探求しましょう!

現代においては、地球環境問題や戦争・テロや社会格差など、国境を超えた事象が、人類社会を脅かしています。そのような中、特定の場所、特定の文化的存在としての人間を前提条件にすることのない教育としての世界市民教育が注目を集めています。本プロジェクトでは、このようなことから、世界市民の内実や意味、そして世界市民教育・人間形成の展開過程を考えることをめざしています。

出展代表者

大学院教育学研究科
 BROTHERHOOD Thomas 講師

参加者

大学院教育学研究科 
 奥村 好美 准教授
 パク ジュナ 講師
 田野 茜 博士課程
 林 尭親 博士課程
 郷田 寛二 修士課程

関連URL

https://worldcitizenship.educ.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

生きていくとは何か賞
教育の根本を下支えしてくださっているで賞
多文化賞
あたたかく議論してくれたで賞
ぼくの語をよく聞いてくれたで賞
ますます大切な研究で賞
日本教育の限界がみえたで賞
すばらしいことをしているで賞
いろんな話も全部答えてくれてすごいで賞
色々な取り組みすごいで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

日本型多文化教育とは何か:「日本人性」を問い直す学びのデザイン

松尾 知明

2018年の入管法改定を契機に「移民時代」を迎えた日本では、多文化共生の課題は新たな段階を迎えている。本書は、それに対する考え方や進め方を具体的に構想し、「日本人性」の概念を問い直すことで、日本型多文化教育のグランドデザインを提案する。

Conversations on Global Citizenship Education: Perspectives on Research, Teaching, and Learning in Higher Education

Emiliano Bosio

この本には、世界市民教育という概念に関する、影響力のある欧米の学者たちの最近の視点が掲載されています。

国際理解教育を問い直す:現代的課題への15のアプローチ

日本国際理解教育学会、石森 広美、釜田 聡、桐谷 正信、永田 佳之、中山 京子、藤原 孝章、森田 真樹、森茂 岳雄(編著)

日本国際理解教育学会30年の研究成果を踏まえつつ、理論と実践をメタ的に振り返る。原点への問いなおしからカリキュラムや授業デザインなどの実践的課題、そして多文化教育、シティズンシップ教育などの現代的課題まで、根源的な問いを立て、課題に応える。

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