いきもののカタチ 続・波紋と螺旋とフィボナッチ:多彩なデザインを創り出すシンプルな法則
近藤 滋
出典のカブトムシの形作りの研究は、著者の近藤滋教授(大阪大学)との共同研究から生まれたものです。本書では、カブトムシに加え、複雑怪奇な角を持つツノゼミや、多種多様な形の貝殻、体の建築資材を自ら作り・運び・建てるカイメンなどの形作りについての研究が語られています。わかる実感を得ていく思考過程を追体験できるような語り口は、ただ「知る」のではなく、体験としての「わかる」を読者に与えてくれます。
研究者からの一言:カブトムシは数学ができる!?
カブトムシは、蛹になるとき、まるで別の生き物のように姿を変えます。その秘密は何でしょうか。実は、幼虫は、蛹の形を体内で「小さく折り畳んだ状態で」作っているのです。それが展開されて幼虫の体から出てくるのが脱皮です。私達は、この「折り畳んだまま形を作る方法」を数学的に理論化することで、新しいモノづくりの方法を開発しています。
大学院工学研究科
森川 健太郎 特定研究員
大学院工学研究科
井上 康博 教授
三村 知広 博士課程1年
新村 大輝 修士課程1年
國西 海渡 修士課程1年
油布 隆太 修士課程1年
実物があってよかったで賞
おどろかせてくれたで賞
話が分かり易かったで賞
シワはすごいで賞
すばらしいで賞
ワクワク賞
いつかは”しわ”で家がつくれる!?で賞
カブト賞
これからがたのしみで賞
最強賞
人間が虫のようになれるのが楽しみで賞
虫の知恵を借りる賞
カブトムシを尊敬できたで賞
数理・すうり・スウリは∞で賞
これからもカブト虫のけんきゅうがんばって賞
とにかく楽しかったで賞
不思議で賞
熱意のあるお話だったで賞
モノづくりが面白そうで賞
むずかしそうで賞
脱皮や野菜の葉のうねりの仕組みがわかってたのしかったで賞
カブトムシの体の形作り賞
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
近藤 滋
出典のカブトムシの形作りの研究は、著者の近藤滋教授(大阪大学)との共同研究から生まれたものです。本書では、カブトムシに加え、複雑怪奇な角を持つツノゼミや、多種多様な形の貝殻、体の建築資材を自ら作り・運び・建てるカイメンなどの形作りについての研究が語られています。わかる実感を得ていく思考過程を追体験できるような語り口は、ただ「知る」のではなく、体験としての「わかる」を読者に与えてくれます。