京都大学アカデミックデイ2023

指先サイズのデバイスで”創る”臓器

研究者からの一言:細胞の能力を開花させる空間を創造しています!

ヒトの細胞は取り巻く物理化学的な環境に応じて様々な機能を持ちます。この物理化学的な環境を微細加工技術により作製したマイクロ流体デバイスを用いて再現することで、生体機能を模倣したシステムを開発しています。臓器発生過程の理解を目指す基礎研究から薬物動態や安全性の評価など幅広い研究を対象としています。

出展代表者

工学研究科
 横川 隆司 教授

参加者

工学研究科
 Ramin Banan Sadeghian 特定准教授
工学研究科
 藤本 和也 助教
工学研究科
 松本 倫実 博士研究員
工学研究科
 亀田 良一 スタッフ
工学研究科
 Sachin Yadav 博士課程3年
工学研究科
 馬 成 博士課程3年
工学研究科
 髙田 裕司 博士課程3年
工学研究科
 田渕 史 博士課程2年
工学研究科
 北田 敦也 修士課程2年
工学研究科
 萩庭 歩美 修士課程2年
工学研究科
 許 偉侖 修士課程2年
工学研究科
 岡 康平 修士課程2年
工学研究科
 中本 尚吾 修士課程1年
工学研究科
 西村 太希 修士課程1年
工学研究科
 楊 美萱 修士課程1年
工学研究科
 小石 翔太 修士課程1年
工学研究科
 飯尾 凛太郎 修士課程1年

関連URL

https://www.ksys.me.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

ワクワクしたで賞
親切に説明してくれたで賞
工学×生物で創薬につながるとはおもわなかったで賞
わかりやすかったで賞
分かりやすく説明してくれたで賞
悪物(ガン細胞)を逆手に付けるで賞
研究をがんばってほしい賞
よかったで賞
マイナーだけど知ってみるととってもおもしろいで賞
チップの上で細胞が育つのはびっくりで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Fundamentals of Microfabrication and Nanotechnology

Marc J. Madou

修士課程の時に留学したUCLAで教科書として使われていました。この本から,マイクロ・ナノの世界を体系的にとらえるようになりました。京大の大学院でも,このような英語の教科書でワールドクラスの講義ができるようになることを期待しています。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

小説東京帝国大学

松本清張

移動中など時間を見つけて清張作品を読むのが趣味です。単なる推理小説ばかりでなく,フィクションからノンフィクションまで昭和の闇の部分や人間性についての描写が,日常の喧噪を忘れさせてくれます。

自分の研究に関連して紹介したい本

Theoretical Microfluidics

Henrik Bruus

大学学部レベルの流体力学の基礎に基づいて、それを生命科学分野の研究に適用する上で必要な微小流体力学について説明した教科書です。演習問題もあり、流体力学が好きな研究者・学生にはお勧めです。

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