京都大学アカデミックデイ2022

『ランダムさ』を活かす新しい材料設計

研究者からの一言:カクテル効果が多彩な新物性を生み出します.

多種類の元素を混ぜ合わせたハイエントロピー合金では,構成元素がランダムに配置することで様々な優れた材料特性を発現します。今、この合金の持つ様々な可能性が注目を集めており、全く新しい材料設計の指針となりつつあります。ここではこのような材料設計の最先端を紹介します。

出展代表者

大学院工学研究科
 乾 晴行 教授

参加者

大学院工学研究科
 CHEN Zhenghao (陳 正昊) 助教
 ※ クロストークにも参加されます。

大学院工学研究科
 HAN Shu 修士課程2年

大学院工学研究科
 黒岩 省吾 修士課程2年

大学院工学研究科
 松尾 優介 修士課程2年

大学院工学研究科
 恩田 翔平 修士課程1年

大学院工学研究科
 鄭 晟皓 修士課程1年

関連URL

http://www.highentropy.mtl.kyoto-u.ac.jp

来場者より

見当ちがいな質問にもよく答えてくれたで賞
とってもわかり易い説明をしてくれた賞
親しみやすさトップで賞
すごいで賞
興味あるで賞
やってみたいと思ったで賞
ランダムを制御しているのは人間の体です!賞
複雑性追究賞
ハイエントロピー賞
将来性めっちゃありそうで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

耐熱合金のおはなし

田中良平/日本規格協会

高温耐熱材料がいかにCO2削減,省エネルギーに寄与しているか,どのようにして材料設計が行われているのかなどについて初心者にもわかりやすく書かれた本で,非常に感銘を受けた.

自分の研究に関連して紹介したい本

ハイエントロピー合金:カクテル効果が生み出す多彩な新物性

乾晴行/内田老鶴圃

出展代表者が代表を務める新学術領域研究「ハイエントロピー合金:元素の多様性と不均一性に基づく新しい材料の学理」の初期の成果をまとめたものです.

金属間化合物入門

山口正治、乾晴行、伊藤和博/内田老鶴圃

耐熱材料の中のエース,金属間化合物について平易に述べられている.

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