京都大学アカデミックデイ2016
アカデミックデイ Information
日 時:2016年9月18日(日)10:00-16:00
場 所:京都大学吉田キャンパス 百周年時計台記念館
参加費:無料
お問い合わせ先:京都大学研究推進部「国民との科学・技術対話」担当
kenkyu-taiwa@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
京都大学アカデミックデイ2016 プログラム
報告書を公開しました。以下よりご覧ください。
- 研究者と立ち話
- ちゃぶ台で対話
- 座談会
- 研究者の本棚
- 特別企画
研究者と立ち話
(10:00-15:30)
大学研究者、高校生等による研究紹介。ポスターの前にいる研究者に話しかけてみてください。 ※ガイドツアーあり(随時開催)
模倣される病一一神経回路の病的遷移
脳の病気を動物の中に作り出し,研究しています.
医学研究科
畑中 悠佑 特定助教
「仮想」を「実感」するためのあれこれ
「本物」って何か、少し考えてみてほしいと思います。
情報学研究科
大本 義正 助教
桐生水文試験地へようこそ
森を巡る水とガス -測り続けて見えてきた最前線-
農学研究科
小杉 緑子 教授
スロー地震を地震災害軽減に利用する
スロー地震って知っていますか?
防災研究所
伊藤 喜宏 准教授
生物の形の折り線図
オラオラ?オレオレ?いえ、折り折りです。
再生医科学研究所
井上 康博 准教授
英語も生きている!
「これから」の英語は、どうなっていくのでしょう?
人間・環境学研究科
林 智昭 日本学術振興会特別研究員PD
待ちに待った重力波物理学の到来
待ち望んでいた重力波で宇宙を聞く時代の到来です。
理学研究科
田中 貴浩 教授
精子を作る幹細胞とその技術
精子幹細胞を使って遺伝病がなくなればいいですよね。
医学研究科
篠原 隆司 教授
痛みってナニ?
あなたの「痛み」はどこからきますか?
iPS細胞研究所
八田 太一 特定研究員
科学でみる木の文化
一緒に日本の木の文化を見つめてみませんか。
生存圏研究所
田鶴 寿弥子 助教
成層圏と対流圏をつなぐ極端気象変動
成層圏って知っていますか?その役割を研究しています
理学研究科
余田 成男 教授
地域の持続可能性を計る
データを見て触れてみてください
情報学研究科
佐藤 彰洋 助教
バルクナノメタル:常識を覆す構造材料
金属界のイノベーションはここから起きる.
工学研究科
辻 伸泰 教授
機械加工と生体分子で創るナノシステム
タンパク質で動くナノシステムを創っています
工学研究科
横川 隆司 准教授
兵庫県中南部の形成過程をモデル化する
身近な研究が生活にどう結びつくのかを伝えたいです。
兵庫県立西脇高等学校
川勝 和哉 教諭
iPS細胞技術による血小板製剤の開発
iPS細胞から輸血できる血小板を製造しています。
iPS細胞研究所
杉本 直志 特定拠点助教
音で見る -超音波による非破壊検査-
超音波って何?
工学研究科
松田 直樹 助教
六方晶窒化ホウ素のはく離と化学修飾
人間・環境学研究科って何してるところだと思いますか?
人間・環境学研究科
小松 直樹 教授
船橋川の水質Ⅱ&周辺断層に関する研究
身近な環境(川の水質や断層)を調査してみよう!
大阪府立長尾高等学校
平井 俊男 教諭
アフリカの潜在力が世界を救う
アフリカから何を学びたいと思いますか?
文学研究科
松田 素二 教授
幹細胞が精子を作る活性には周期がある
数学を使って生物を眺めてみたら違う物が見えました。
医学研究科
篠原 美都 助教
ダムから考える植民地台湾
台湾の人たちの汗と涙の真実
教育学研究科
清水 美里 日本学術振興会特別研究員PD
ネズミと会話ってできるの?
光で解き明かす、細胞1つ1つの心のかたち。
生命科学研究科
松田 道行 教授
生きることが「アート」であるということ
何かを作り出すときのワクワクを共有したいです。
教育学研究科
西郷 南海子 日本学術振興会特別研究員
純有機磁性ナノ粒子の開発と臨床応用
研究に終わりはない。だからこそ面白い。
人間・環境学研究科
名倉 康太 博士課程1回生
皆で作る京都市避難所割当マップ
災害の時にどこへ避難したらいいか知ってますか
総合生存学館
趙 亮 准教授
元素戦略プロジェクト
希少元素をできるだけ使わない材料の研究をしています
実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池元素戦略研究拠点ユニット
田中 庸裕 教授
構造材料元素戦略研究拠点ユニット
田中 功 教授
素粒子実験って何してんの?
素粒子や宇宙の謎を解く装置ってすごいんですよ!
理学研究科
中村 輝石 特定研究員
超弦理論とはなにか?
物質を構成する最小の単位を研究しています
理学研究科
吉田 健太郎 助教
ナノ材料で病気を治す
医療に役立つバイオマテリアルの研究を行っています
工学研究科/ERATO秋吉バイオナノトランスポータープロジェクト
秋吉 一成 教授(研究総括)
分子内の電子のダイナミクスを観る・操る
電子の流れで化学反応が起きる姿を観てみませんか?
福井謙一記念研究センター
高塚 和夫 リサーチリーダー
微小重力、岩石風化と災害、粉体時計の研究
すべて自作の実験装置で研究しています!
兵庫県立加古川東高等学校
猪股 雅美 教諭
アルツハイマー病のより正確な診断手法
アルツハイマー病を化学的な視点から研究しています
農学研究科
入江 一浩 教授
ハイランドカープの塩分耐性
魚類に興味があります。ご教授ください。
京都府立城南菱創高等学校
林 博之 教諭
小さな磁石を用いたメモリーデバイス
携帯のメモリー量を増やす研究をしています
化学研究所
キムカブジン 助教
ナノ構造からの新しい材料開発
環境やエネルギー問題に材料科学の観点から挑戦!
工学研究科
田中 功 教授
繰返す震度7地震に対する建物の耐震性
大きな地震を何度も受けたらどうしますか?
工学研究科
竹脇 出 教授
悪口ってなに?「悪口」で学ぶ言語哲学
あなたは悪口を言った・言われたことがありますか?
文学研究科
和泉 悠 日本学術振興会特別研究員PD
最もシンプルな分子―水素のおとぎ話
世界最小の分子の世界を覗いてみませんか?
理学研究科
金 賢得 助教
人道のための戦争?よりマシな悪を選ぶ
数十万人をナタで切り刻む虐殺、どう向き合いますか?
文学研究科
大庭 弘継 研究員
遺伝子スイッチでガンを治す
未来の薬に繋がるアイデアを育てています
理学研究科
杉山 弘 教授
視線・表情・間合いを読むコンピュータ
間の合った人工知能はできるでしょうか?
情報学研究科
川嶋 宏彰 准教授
RNA ~細胞の運命を自在に操る~
RNAを使って、次世代の薬や技術を開発しています
iPS細胞研究所
齊藤 博英 教授
炎を制する-超耐熱構造材料
燃焼温度の上昇が環境に優しいことを知っていますか?
工学研究科
乾 晴行 教授
京都大学×高校生の研究=「ELCAS」
ELCAS?なにそれ?と思った方、お話ししましょう
ELCAS(学際融合教育研究推進センター高大接続科学教育ユニット)
有賀 哲也 高大接続科学教育ユニット長
東アジア国際関係からみた沖縄返還
沖縄は日本の一部だと思いますか?
文学研究科
成田 千尋 日本学術振興会特別研究員(PD)
『土と水の科学』と農業水利施設
土と水の科学に触れてみましょう
農学研究科
村上 章 教授
科学とアートの「想像力」が出会うとき
どうぞお気軽にご鑑賞ください。
物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS)
城 綾実 特定研究員
南の島に生きる
「贈与」と「交換」でつながる島嶼の地域社会
東南アジア研究所
紺屋 あかり 連携助教
生命体の骨格をつくるアパタイトの科学
骨や歯の治療を最大限支援する材料の研究をしています
エネルギー科学研究科
薮塚 武史 助教
ちゃぶ台囲んで膝詰め対話
(10:30-12:00、13:30-15:00)
ちゃぶ台囲んで研究にまつわるあんな話、こんな話。お茶の間気分でのんびりじっくり話しましょう。
写真からあなたの気分が分かる(かも)(13:30-15:00)
人の心理状態は,計算できるときがあります.
情報学研究科
梁 雪峰 准教授
いのちのバトンーヒト遺伝を考えよう(10:30-12:00)
遺伝カウンセラーとヒト遺伝をお話しましょ!
医学研究科
和田 敬仁 准教授
国際政治経済学への招待状(10:30-12:00)
国際政治の構造を歴史的視点から研究しています。
経済学研究科
坂出 健 准教授
琵琶湖にひそむちょっと変わった食物連鎖(10:30-12:00)
身近な環境にも、まだまだたくさん不思議はあります。
生態学研究センター
中野 伸一 教授
人工知能は社会や学校をどう変えるか(13:30-15:00)
10年後、20年後の未来を一緒に考えましょう。
教育学研究科
鈴木 晶子 教授
ナノ空間の世界と化学(10:30-12:00)
狭い場所に閉じ込められた分子はどんな気持ちだろう?
物質-細胞統合システム拠点
北川 進 拠点長・教授
福島を見守る「目」(13:30-15:00)
福島のこれまでとこれからを見守る「目」の話です
原子炉実験所
谷垣 実 助教
自動車触媒とコンピュータ計算化学(13:30-15:00)
身近にある目立たないところに役立つ化学です。
福井謙一記念研究センター
榊 茂好 シニアリサーチフェロー(名誉教授)
お茶を片手に座談会
テーマに沿ってみんなで語り合うトークライブ。登壇者の話に耳を傾けたり、ふいに質問をしたり、思い思いのスタイルで参加できる企画です。
テーマ:『進撃の巨大科学』
宇宙科学やエネルギー科学、iPS研究など、巨額な費用を必要とする「巨大科学」。巨大科学を進めるには「カネの壁」「理解の壁」「分野間の壁」「文明の壁」などいくつもの「壁」が存在します。これからも日本は、いや人類は、巨大科学を進め続けられるのか。または巨大科学は駆逐されていくのか。多様な研究者と一緒に議論します。
10:00 – 16:00:展示
13:00 – 14:30:議論「進撃の巨大科学」
【登壇者】
笠田 竜太(京都大学エネルギー理工学研究所)
呉羽 真(京都大学宇宙総合学研究ユニット)
研究者の本棚
(10:00-17:00)
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示しています。
研究者から
「今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本」
「今ハマっている本」(誰かとこの本について話したい!)
「若者にお勧めしたい本」
「自分の研究に関連して紹介したい本」
の4つのテーマで本を紹介してもらいました。
学術書や小説から漫画まで、幅広いジャンルの本が推薦されています。
書籍情報は研究者の推薦コメントが付き。「愛読書が同じ研究者」に話しかけるのもよし、「こんな本が好きな人ってどんなことを研究しているのかな?」と顔を見にいくのもよし。推薦図書は手にとってご覧になれますので、秋の読書シーズンのお供選びの場としてもご活用ください。
※推薦図書とコメントは「研究者の立ち話」と「ちゃぶ台囲んで膝詰め対話」の各出展ページにも掲載しています。どの研究者がどんな本を推しているのか?研究者や研究について、より深く知るきっかけになることでしょう。
映像上映・解説
ただいま企画中です。